神さま
先日の三重の伊勢神宮での遷宮、テレビでご覧になられた方も多いと思います。
私もとてもおごそかで静謐で、神秘的ともいえる空気を感じ、
こころが洗われる気がしました。
8年がかりで行われた20年に一度の神様のお引越し。
ご神体を新正殿に移す行列が動き出す、静寂に包まれた午後8時すぎ、
東の空から西の空へ、一陣の風が吹いたそうです。
そして「遷御」を待つ間、風は絶えず木々を揺らしながらそよいでいたと。
特別参拝者の声に「神様が喜んでいるように感じた」という言葉があったようです。
”常若(とこわか)”を意味するというこの遷宮。
1300年もの歴史の中で、1日たりともかくこともなくあたりまえに行われる毎日の神様への奉仕。
日本人の心のあり方を教えてもらっている気がします。
そして、10月5日・6日。
ここ大倉山では毎年恒例の大倉山のお祭りがありました。
かわいらしい子供神輿、威勢のいい掛け声にのったお神輿、
駅前の通りはとてもにぎやかでしたね
お神輿は神様の乗り物ということですから、
1年に1度、お神輿に乗ってこうして私たちにパワーを与えに来てくださるのですね。
来年もあやかることができますように。
そして20年後の遷宮もみんな健康で迎えられますように。 川本